学生ローンのカレッヂ
TEL 03-3205-1105
法改正前、18歳・19歳の学生でもお金を借りることができた元祖学生ローンの専門店
写真では屋上の巨大看板が目を引くが、現在では隣接ビルの改修工事により、看板は撤去されれいるようです。
未成年者でも親の同意なく融資が受けられる学生ローンの専門店といえば、こちらのカレッヂです。
高田馬場のシンボルともいわれた巨大看板は、2013年公開のハリウッド映画「ウルヴァリンSAMURAI」の戦闘シーンに登場したり、2019年9月には、フジテレビ系列の林修ドリルで取り上げられていました。
●学生ローンでは唯一セブン銀行ATMの利用が可能
そんなカレッヂですが、なんといってもセールスポイントはセブン銀行ATMが使えるという点です。
全国規模のATM連携は学生ローンの専門店としては他に例がなく、全国どこでも使えるのは魅力です。
●セブン銀行ATMで返済の場合、手数料が無料
さらに同社の魅力はセブン銀行ATMで返済した場合、手数料が無料という点にあります。
もしカレッヂ以外の学生ローンで借りた場合、返済は来店するか銀行振込になります。
地方在住者であれば、100%銀行振込になるでしょう。
その場合、送金手数料は利用者側の負担となり、送金のたびに385円~660円を負担することになります。
平均すると522円なので、10万円を借りた場合の利息約1,400円から差し引くと、実質878円の利息を払っているのと同じになります。
これを年率換算にすると、なんと10.7%という計算が成り立ちます。
もちろんこの計算は借入金が10万円の場合で、金額が異なれば比率も変わってきますが、18歳・19歳の利用者はほとんど限度額いっぱいの10万円を借り入れていると思われるので、わりと現実的な数字ではないかと思われます。
●Web残高照会
金融系であれば残高照会がネットで見れるのは当たり前と思うかもしれませんが、学生ローンの専門店では、カレッヂと友林堂の2社しか対応していません。
技術的な問題もあると思いますし、一番気を遣うのがセキュリティでしょう。
カレッヂのHPでは、質問を検索する機能があります。
そこで「情報漏れ」と検索すると、以下のようなことが書かれていました。
「情報は洩れませんか?」という質問に対して
「当社ではお客様の個人情報を、Webサーバー上には置いておりません。
一部、Web残高照会で、お客様の残高情報をWebサーバーに設置しておりますが、個人を特定する情報(氏名・生年月日・住所等)は、一切設置しておりません。
その他の情報を特殊な技術で当社にしかわかりえない方法で、情報を加工しております。
万が一、そのデータが漏れたとしても、氏名や住所等のデータがない上、暗号化されておりますので、意味不明の英数字の羅列にしか見えないものとなっております。」
個人を特定する情報は一切使うことなく、どうやって残高照会をするのか全く想像もつきませんが、意味不明の英数字の羅列としてデータをまとめているようなので、少なくとも氏名・住所データは含まれないのでしょう。
それが確かであれば、セキュリティには相当の自信を持っているのも頷けます。
●カレッヂの利息
カレッヂの利率は年17.0%で、学生ローンの専門店としては平均的な金利設定です。
しかし、大手の消費者金融と比較すると、1%ほど安い金利です。
他の学生ローン専門店との比較では、0.3~0.4%ほど高くはなるものの、セブン銀行ATM返済時の手数料が無料であることを考えると、僅かな金利差以上の価値があるといえます。